OpenBazaarとは
こんにちは! デザイナーの みぞ @3izorin です。
今回は、リサーチを進めているなかで見つけた ビットコインフリマのOpenBazaarで実際に買い物をしてみました!
OpenBazaarは、ビットコインで売買できるフリマのプラットフォームです。 誰でも自由にモノやサービスを出品することができ、実際に、Tシャツや音楽、アントマイナーまでうられています。 分散型P2Pということで、中央主体が存在しないので、場所代や手数料は不要です。
ブロックチェーン界隈には、動くプロダクトになっているプロジェクトは少ないですが、すでにMac OS、Windows、Linux向けに公開されています。
オープンソースですが、実質の開発主体は 3月に大型調達をしているOB1 です。
OB1の 創業時期 / 所在地 / 調達金額
- OB1 | Crunchbase
- Founded Apr 24, 2015
- Washington, District of Columbia, United States
- Total Funding Amount $10.5M
Round | Amount | Date |
---|---|---|
Seed | $1M | Apr 24, 2015 |
Venture | $1.5M | Jul 5, 2016 |
Seed | $3M | Dec 14, 2016 |
Series A | $5M | Mar 13, 2018 |
ちなみに、サービスの誕生はトロントで行われたハッカソンみたいですね👀
ビットコインを使ったフリマプラットフォームOpenBazaar
2014年4月カナダのトロントで行われたハッカソンでAmir Taaki氏のチームがOpenBazaarの原型となる分散型のマーケットプレースDark Marketを発表し、ハッカソンを勝ち抜きました。
仕組み
ユーザーには「売り手(Seller)」「買い手(Buyer)」「仲裁人(Moderator)」「公証人(Notary)」の4つの役割があります。 売り手は個人情報を公表することなく、ハンドルネームで出品できます。 こういった匿名ECではトラブルが起きがちですが、ヤフオクやメルカリで取引相手の評価を行うように、OpenBazaarにも評価の仕組みがProof of Burnを利用して実装されています。
売買は、2 of 3 のマルチシグを使ってエスクローしています。
2 of 3
の 3人は売り手、買い手、仲裁人です。
仲裁人は、トラブルが起きた際にどちらが正しいかを判断する機関です。判断基準として、前述した評価システムと、売り手、買い手両方の取引履歴を使用します。
それぞれの役割については下記で詳しく説明されています👇
ビットコインEC革命!分散型マーケットプレイス「OpenBazaar」とはなにか | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
実際に使ってみた
マーケットプレイスです。抹茶から開発のお手伝いまでなんでもありますね。
Openbazaarのシールを実際に買ってみたいと思います。
モデレーターを選びます。モデレーターを入れないDirect Paymentも可能です。(取引相手を信用してる時に使ってね と書いてあります。) ちなみに、モデレーターは承認された人しかできません。
購入ボタンを押すと、QRが出ます。
送金(あえてのBread wallet)ちなみに対応通貨は売り手によって違いますが、Bitcoin / Bitcoin Cash / Zcash です。
購入完了です!
Order Accepted
Order Fulfilled (ここでDispute Order するとどうなるんだろう🤔)
最後に
ビットコインフリマのOpenBazaarを紹介しました。 シールがちゃんと届いたら更新します!笑 今回は買い手としてだったので、次回は何かを売ってみたいですね。
どんなモノが一番売買されてるのか、データも見てみたいところです。
すでに触れるモノがあるので、興味のある方は是非実際にOpenBazaarで遊んでみてください!そして語り合いましょう!